当社が現在使用している材料について

当社が使用している材料は、耐久性・安定性・再利用性・環境負荷などの要件を踏まえ、自動車用タイヤとして長年使用されてきた一般的な材料群を基本としながら、実装上の整合が取れる範囲で、新たに実用化された材料も使用しています。


材料区分

  • ゴム材料(天然ゴムおよび合成ゴム)
  • 補強・充填材料
  • 加硫・架橋材料
  • 老化防止・耐久調整材料
  • 加工・分散調整材料
  • 接着・界面調整材料
  • 構造部材(コード、繊維、ワイヤ等)
  • その他の微量添加材料

材料関係の情報は、こちらもご参照くだざい。

LCA(ライフサイクルアセスメント)について

本事業における環境評価は、ライフサイクルアセスメントの考え方に基づき実施しています。
評価にあたっては、日本自動車タイヤ協会が公開する「タイヤのLCCO2算定ガイドライン」に準拠し、タイヤ1本のライフサイクル全体における温室効果ガス排出量を、CO2換算値として算定しています。

対象範囲

評価対象は、以下のライフサイクル段階を含みます。

  • 原材料調達段階(原材料の生産および輸送)
  • 生産段階
  • 流通段階
  • 使用段階(走行時の燃費寄与分)
  • 廃棄・リサイクル段階(輸送、熱利用等を含む)

各段階の算定方法、排出係数および前提条件は、上記ガイドラインおよび公的データベースに基づいて設定しています。

機能単位

評価の機能単位は、乗用車用タイヤ1本としています。
比較評価を行う場合には、同一サイズ、同一使用条件、同一走行寿命を前提とし、必要に応じて単位走行距離あたりの排出量へ換算します。

評価の位置づけ

本LCAは、製品の環境性能を定量的に把握し、材料選定や設計検討に反映することを目的としたものです。
特定の環境ラベル取得や規制適合を保証するものではなく、算定結果は前提条件や評価範囲に依存します。
詳細な算定方法および算定結果については、別途公開している技術資料にて説明しています。

当社製品の使用について

当社製品は乗用車用タイヤとして設計されています。

車両に適合するタイヤサイズ・荷重指数・速度記号など、保安基準に適合する範囲で使用してください。

これらの条件を満たす車両に装着することで、通常の走行が可能です。

主な使用シーン

  • 日常使用(通勤・買い物など)
  • 市街地走行
  • 短〜中距離移動

安全性・規格

当社製品は、欧州安全基準(UNECE規則)に基づく試験項目(高速耐久・長時間耐久・強度等)を実施しています。

製造段階において寸法・外観などの検査を実施しています。

試験内容

  • 高速耐久試験:規定速度で連続走行
  • 長時間耐久試験:一定荷重および速度で長時間走行
  • ビード強度試験:ホイールからの離脱抵抗
  • 寸法・外観検査:サイズ精度および外観確認

参照基準・文書

  • 道路運送車両の保安基準
  • UNECE 規則体系
  • JIS K 規格(ゴム及びゴム製品関連)
  • ISO 14040(ライフサイクルアセスメント 原則及び枠組)
  • ISO 14044(ライフサイクルアセスメント 要求事項及び指針)
  • ISO 22628(自動車のリサイクラビリティ・回収可能性)

会社概要

会社名
リッパー株式会社

代表者名
鈴木 幹久

設立
2020年9月4日

事業内容
天然由来材料および再生資源を用いたゴム材料及びタイヤ用途材料の研究開発、評価、試作

本社所在地
〒417-0841 静岡県富士市富士岡12

研究拠点所在地
〒515-1614 三重県松阪市飯高町宮本599

所属組織

  • ナノ構造ポリマー研究会
  • 日本ゴム協会
  • 富士市CNFプラットフォーム
  • ふじのくにセルロース循環経済フォーラム

協力試験機関

  • 静岡県工業技術研究所
  • 富士工業技術支援センター
  • 東京都立産業技術研究センター
  • 神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)

授賞等

  • Climate Tech Award Finalist(Climate Tech Venture, フランス, 2024)
  • Global Ideas Pitch People’s Choice Award(Clean Tech Open, 米国, 2024)
  • Startup Battlefield 200(TechCrunch, 米国, 2024)
  • 他多数(別掲